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2011年2月25日金曜日

[メモ] キュレーションってなんなのさ

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最近、「キュレーション」という言葉がにわかにバズワードになってきていますね。
メトロポリタン美術館の教授こと天才キュレーターは、漫画ギャラリーフェイクの藤田玲司ですが、今注目されているのは美術とはあまり関係ありません。

特に頻繁に目にするようになったのは、『キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる』が出版されてからかな、というのが個人的な感想です。
では、キュレーションとはなんなのか調べてみると、本の説明文に以下のようにありました。

キュレーション【curation】
無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。

一方、ギャラリーフェイクなど美術館のほうの文脈での意味は、Wikipediaによると以下のようです。

キュレーター 【curator】
欧米の博物館(美術館含む)において、資料に関する鑑定や研究を行い、業務の管理監督を行う専門職。(※curate―展覧会を組織すること)

どちらもモノの真贋を判定して、まとめあげるという点で同じなのかなと思います。

これから情報氾濫社会とも言える世の中になっていく上で、情報を取捨選択しまとめることに対するニーズが高まっていくと勝手に解釈しています。

【閑話休題】

と、こんな感じで12卒の方などと話していたのですが、その中で「では、既存のメディアがどうなっていくのか」という話題が出ました。
一致した見解としては、「今のメディアはダメだよね」という部分です。

まず、メディアが果たす役割というのは2つで、ニュースとジャーナリズムなのかなと思います。

ニュース:単なる事実報道。一次情報。
ジャーナリズム:調査などに基づいた私見の混じった解釈や考察。

というのが、自分の中での定義です。

これを例えば新聞に当てはめて考えると、新聞というのはニュース+ジャーナリズムで構成されています。
単なる為替情報から社説まであり、時にニュースとジャーナリズムの境目が曖昧になっていて、それが近年メディアなどの信用を下げている一因なのかなと思います。

また、新聞は基本的にひとつの事象に対してひとつのスタンスであることが多いので、インターネット上の論壇に比べて多様性に乏しいです。
上述した本の著者である佐々木俊尚氏は、田原総一朗氏との対談「なんで読者は新聞を読まなくて、ネットに行くんですか。」という質問にこのように述べています。

“新聞よりもインターネットの言論空間のほうが、はるかに多様性が確保されているという現実があるんです。要するにいろんな意見が出ていて、それを横断的に読める。
(中略)
もちろん一次情報は新聞で提示されているんだけれど、それをどう意味づけるのかという部分は新聞ではカバーしきれなくなってきている、という状況があるんです。”

これに対して、「ネットだから信用できない」という批判もあるでしょう。
そこはその通りでネットにおける「質」の確保というのは難しく、特に一次情報に関しての誤りは頻繁にあります。
しかし、ジャーナリズムという面では、ブログメディアという形である程度の質の担保を行おうとしたり、様々なソーシャルな仕組みによって良い情報は拡散し、粗悪なものは淘汰されます。

さらに言えば、基本的には世の中というのは「答えのない世界」であるので、ひとつの事象に対して複数の見解があるのが普通です。
すると、新聞のひとつの見解しかないというのは、むしろ不自然であるのではないかとなります。

要するに、一次情報たるニュースは新聞が担い、私見や見解たるジャーナリズムはインターネットやその他メディアが担い、その境界はしっかり引かれるようになるのではないでしょうか。

個人的には、新聞は無駄な情報が多いので、情報のスリムアップ化して今の半分くらいの情報量にして欲しいです。
新聞を読む時間が勿体無いので、それこそ、Twitterの1ツイート分くらいの分量にして欲しいです。

という感じで、思ったことをつらつらと書いてみました。


2011年2月24日木曜日

[IT]GREE Platform Forum 2011 & Award 2010まとめ

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USTで見たGREE Platform Forum 2011 & Award 2010をまとめてみました。
テンセントの部分だけ、通訳に気づくのが遅くて抜けています。

個人的には、

①100万人の真・三國無双のパッケージゲームとの連携
②GREE Ad Progaram
③KDDIとGREEの新たな協業(ソーシャルアプリ検索が充実のマーケット+プリインストール)

の3つが気になりました。
特に、GREEは国内はKDDIとの協業にするにしても、海外はDeNAがサムスンと提携しプリインする一方、どのように展開するのか気になります。


【田中社長登壇】
GRRE Platform:現在240社560アプリ

スマートフォンの時代へ:
5年、10年後にはコンピューターというとパソコンではなく、スマホを指すようになる。
スマートフォンでのビジネスは、フィーチャーフォンの時と同じように試行錯誤の連続。GREEが新しいマーケットを生み出す。

世界展開:
日本社会が頭打ちになるにつれ、グローバル展開は必然となる


【コナミデジタルエンタテインメント 上原氏】
「ドラゴンコレクションの成長と今後」
昨年9月開始、順調にのびている。18週連続総合第一位。

成長の要因:
①インバイト(クチコミ)率が高い
←誘いやすい、誘いたくなるインセンティブ、誘われた側もインセンティブ

②課金の納得感
お金を払っていただく、納得感が大事だと思っている。

③イベント・キャンペーン
ユーザーが飽きるタイミングを想定して、イベントなどで遊ばなくなるのを回避。
クリックするだけの作業的なゲームではなく、演出面なども工夫をしていく。

④ユーザーサポート
ユーザーは一度、不信感を持ってしまうと急速に離れる。
不満があっても、ユーザーサポートがしっかりしているとまたゲームに戻ってきてくれる。

⑤スピード
従来の事業と全く違うスピード感

今後の展望:
同じような似通ったアプリが増えている⇒常に変化して、追いつけないと思わせる。

「来週、GREEにて渾身の新作を発表」

【コーエーテクモゲームス 襟川氏】
襟川氏:
携帯に40ゲーム登録しており、非常に忙しく充実した毎日(笑)
暇な時に仕事、ゲームがメイン…?

今後の取り組み:
テンセントとのAPIとSDKの共有化に伴い、中国展開を重視。
三國志なので、中国でも受け入れられると期待している。

100万人の三國志:
中国でスマホ展開して一億人の三國志を目指す。

100万人の真・三國無双:
パッケージゲームとの連携を視野に入れて、新しい形を生み出す。
3月10日よりベータ版リリース(フィーチャーフォン)

ラブラブ天使様 ~アンジェリーク~:
2011年春リリース予定(フィーチャーフォン)

【GREE 夏野氏】
最近はキャリアがだらしない。キャリアがプラットフォーマーとしての役割を果たしていない。
誰かがプラットフォームをつくらないといけない。
プラットフォームとしてGREEが成功する可能性が高いと、確信している。

【GREE 小竹氏】
「GREE Platformにいて」
①定量分析体制の強化
要望の多かった定量分析強化にいて、明日からDeveloper Centerにて機能強化を行う。
より詳細な数値に基づく収益性向上のアドバイスを実施。

②パートナー様アプリ内広告新設
GREE Ad Program(アドネットワーク)←アトランティス買収
収益化支援・集客支援を強化。

③スマートフォンの集客強化
・端末プリイン
・アプリ投下
・TVプロモ

スマートフォンへのフォーカス:
SNS+ソーシャルゲームの垂直統合モデル。
大手プレイヤーとのアライアンス。
6月海外版GREEローンチ SNS+カジュアルゲーム

KDDIとGREEの新たな協業:
・ソーシャルアプリ検索が充実のマーケット
・端末プリインストール


【GREE Award 2010】
総合大賞
ドラゴンコレクション

RPG最優秀
100万人の三國志

シミュレーションゲーム最優秀
おみせやさん for GREE

恋愛ゲーム最優秀
幕末志士の恋愛事情 for GREE

占い最優秀
魚ちゃん激辛

デコレーションメール最優秀
リラックマデコメ

特別賞
しろつく
サンリオキティ★デコメ絵文字
ぼくのレストラン2
芸能マッハ!!!

優秀賞
サカつくG
恋愛上等イケメン学園 for GREE
コーデマニア
ダービーズキングの伝説
エヴァンゲリヲン ~めぐりあう絆~
サンシャイン牧場
SanseeR&Dモバイル for GREE
365誕生日大占術
レプロエンタきせかえアプリ
きせかえ×キセカエ for GREE
グラビアロワイヤル

期待賞
プリティー☆マイガール
BABY☆CH♪ あかちゃん編
ソウルハント ~魔界の後継者たち~


間違いがあったら指摘してください。

【関連】
[IT] GREE,DeNA,mixiの決算比較

2011年2月22日火曜日

[Tips] 英語学習に便利なサイトのまとめ

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最近、英語の勉強を本気で始めました。

理由は簡単で、内定先の方に「TOEIC900点くらいは欲しいよねー」という趣旨のことを言われたからです。
そうですよね…これからの時代は英語は当たり前ですよね。

ということで、どうやって勉強すればいいかなーと調べてみました。
今の時代は本当に便利ですね。
方針は、便利で無料であること!

【Listening】
まずは、リスニング編です。
基本的に英文スクリプトが用意されているサイトを選びました。

上にあるサイトほど、難易度が高いと思います。

CNN Student News
あのCNNの学生向けサイトです。
スクリプトがあるので便利ですが、とにかく喋るのが早い!リスニング難しい!

BBC Learning English
これまた有名なBBCの英語学習のためのサイトです。
コンテンツも豊富でオススメです。

PBS News Hour
上の二つよりは、比較的聞き取りやすいと思われます。
今はVOAとPBSをあわせてリスニングしています。

ON THE MEDIA
ニュースというより、トピックごとの記事が豊富です。
自分に必要な分野のボキャブラリーを増やすのには最適かもしれません。

VOA
英語学習で有名なのがこのVOA:Voice Of Americaです。
非常にはっきりとした発音かつゆっくりなので非常に聞き取りやすいです。
一番最初はここからスタートするのが良いでしょう。

Wired for BOOKS
海外の作家の作品の英語での朗読を聞くことができます。
クリスマスキャロルなどの名作は面白いので、飽きなくオススメです。

The History Place
過去の有名な方々のスピーチを聞くことができます。
英文スクリプトだけのものもありますが、非常にオススメです。
大衆向けの演説が多いので、表現も簡潔で聞き取りやすいです。

Culips
トピックごとの会話がメインのサイトです。
このなかでは一番日常会話に役立つのではないでしょうか。

【Chrome Extensions】
これらのサイトを使っていく上で便利なエクステンションです。

Bubble Translate
英語を訳してくれるものです。
Ctrlを押しながらテキストを選択するとポップアップが出てくるので手軽で便利です。

英辞郎 on the WEB
オンライン辞書として有名な英辞郎のエクステンションです。
テキストを選択して、右クリックで検索というように使っています。
上のBubble Translateよりも詳しく調べたいときに便利です。

iKnowやlang8は使っていないので、紹介しませんでした。
あと、この前に紹介した「ずるっこ!」というサイトもなかなか面白いアイデアだと思います。
[Tips] 英文サイトに日本語ルビをふって単語学習「ずるっこ!」


簡単にですがこんな感じで今回のまとめは終了します。
ほかにも便利なサイトあるよって!人はコメント欄やTwitterで教えてくれると嬉しいです!


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2011年2月16日水曜日

[就活] 今まで貰ったフィードバックのまとめ グループディスカッション編 +加筆

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今までグループディスカッションをしてきた中で、もらったフィードバックやアドバイスなどをまとめてみました。
メモ帳を整理したいので。

主に内定者の方や、コンサル、セミナー、インターンなどで教えてもらったことです。
GDの内容としては、企業戦略的なものを想定しています。
絶対的普遍的なものではないでしょうが、少しは役に立つかなと思います。

【※注意※】
この内容が絶対的正しいということではないので、ひとつの参考としてお読みください。

内容としては、主に4つです。
Ⅰ.前提
Ⅱ.評価基準
Ⅲ.議論の流れ
Ⅳ.小手先のテクニック
Ⅴ.模擬GD

グループディスカッションの入門編のようなものです。
大体のGDの方法がわかってもらえればと思います。

Ⅰ.前提
①勝ちパターンを見つける
リーダー型
サポート型
キレ者型    etc...

リーダー経験がないのに、リーダー型をするのはやはり無理があります。
書記をしながら意見をまとめ、議論を修正するサポート型など自分にあったスタイルを見つけると良いと思います。

あと、企業ごとにGDで見ている部分は違うので、その企業の面接官の気持ちになって(難しいですが)評価ポイントを事前に考えておくと良いです。
その辺りは、企業研究の成果の見せどころとも言えそうですね。

②論理的・戦略的思考
根拠を持って発言(ファクトg経験ベースでも良い)

MECE、why so, so what, ロジックツリー、グルーピング...
といった思考のフレームワークは覚えておいたほうが良いでしょう。

しかし、個人的な感想としてはロジカルシンキング本はあまり役に立ちません。
大体のロジカルシンキング本が表層をさらっと述べたり、用語の解説に留まっているためGDのときにどのように使えば良いかわからないからです。
論理的思考思考の基礎を学んだ上で、先輩方に頼んで模擬GDをしてもらうとイメージもでき良いと思います。

あと、マーケティングのフレームもですね。
3C/4P分析、SWOT分析、あたりは頻出フレームです。

使う必要はないですが、他のメンバーが使い出したときに備えて一応覚えておいた方がいいです。
ただ、何でもフレームワークを使えば良いという訳ではないので、問題解決に役立つ時にのみ使うようにしないとミーハーな学生と思われるそうです。

―参考サイト―
MECE
Why so, so What
ロジックツリー
グルーピング

③全員がどのステップにいるか確認する
分析の段階なのに、具体化の話を先走ってする人もいるので注意しましょう。

Ⅱ.評価基準
―グループディスカッションで評価される3能力
⇒どの能力を重視するかは業界/企業によって異なります

【ファシリテート能力】
⇒議論を進行する能力/リーダーシップ
・適切に議論を進行できるか
・横道にそれた議論を正しく修正できるか
・時間内に結論を出すことができたか
・行き詰まった時に方向性を示せる
・全員が意見を言えるようにうまくコントロールする
・タイムマネジメントをする

【コミュニケーション能力】
⇒コミュニケーションの基礎
・適切なコミュニケーションが取れるか
・協調できているか
・他のメンバーに対し気配りができるか
・人の意見を聞くことができる
・人の意見を頭ごなしに否定しない
・人格を否定するような発言はしない
・他人の役割を支援する
・身振り手振りを使って話す

【思考力】
⇒論理的思考/発想力
・的を射たアイデアを出せるか
・質問に対して正しく的確に回答できる
・論理的かつ簡潔に結論→理由→根拠という流れで話せる
・問題を構造化できているか
・対立する意見の本質的な問題を発見できるか
・経済・経営の常識は知っているか
・思考がタフであるか

―役割別
書記は決めたほうが良いでしょう。最初はタイムキーパーも決めたほうが無難。
・ファシリテーター/リーダー
⇒一番目立てるのがこの役割。的確に課題を設定し、議論の流れを決めていかないといけないので、思考力も必要となるためこの役割を買ってでたはいいが経験不足だと自爆する可能性も。

・書記
⇒サポート的役割だが上手にこなせば、高評価も狙える役割。すべての情報が集まってくるので、議論の流れを把握しみんなの意見をまとめやすいのが利点。グイグイと議論を引っ張るのではなく、議論の方向性を修正していくのがポイント。

・タイムキーパー
⇒時間配分を考え議論を導く役割。軽視されがちな役割だが、使いようによっては非常に大きな武器になる。最初、議論の主導権を握れなくとも、時間配分を武器に主導権を奪取することもできる。

・その他
⇒もし上のどの役割でもない場合、目指すは鋭い意見・豊かなアイデアを持つキーパーソンになること。蜂の一刺しのごとく意見で、思考力をアピールするのが吉。サポートに回っても覚えてもらえないことも…。

Ⅲ.議論の流れ
基本的には、整理→構造化→仮説→検証という形になります。
GDの場合は、これにさらにいくつかプラスされます。

①タイムマネジメン [Time]
GDは時間が30分程度などかなり短いことが多いです。
限られた時間の中でアウトプットを出すにはタイムマネジメントが重要となります。
そのため、最初にアウトラインを示し時間配分を決めてしまうのが良いでしょう。
時間をかけずにさっさと決め手しまいましょう。

②定義・コンセンサス [Consensus]
意外と他人と自分の想定していることが、違うということもあったりします。
そのため、定義などを確認しておくのが大事です。
確認することは、主に以下の3つです。

【目的】
目的の確認と定義をします。
売上アップでも、具体的にどの場所で、どれくらいの期間、どの程度の予算でといった具合に決めていきます。
ここである程度絞れていたほうが、議論が楽になる気がします。

【言葉】
曖昧な言葉が使われている場合は、しっかり定義しておくべきです。
例えば、公共財といった場合、みんなの定義は少しずつ異なっていて、議論を進めていっても何か噛み合わないといったことがあります。

【クライアント】
売上アップなどの企業戦略の場合は、誰に頼まれてやっているのかということも決めると良いです。
例えば、観光を対象としたとき、企業に頼まれたのか自治体に頼まれたのかで、微妙にニュアンスが異なってくると思います。
クライアントが誰で、自分たちはどのような立場なのかは意外と重要です。

③分析 [Analysis]
基本的には、現状とゴールを比較してそのギャップを埋めるための分析です。
そのためには、問題のボトルネックがどこにあるか探さなければなりません。
あるコンサルの方は、「ボトルネックとソリューションは表裏一体だ」と言っていました。

みんなから意見を出してもらい、それを要約して早い段階で議論の方向を見つけ全員がその方向に進まないと、時間切れになってしまいます。
よくロジックツリーを使ったりしますよね。

④具体化 [Plan]
問題が見えたら、次は実際の具体的な打ち手を考えるステップです。
これが一番楽しいステップですよね。
ちゃんと与えられた課題に沿っているか確認することが大事です。

⑤検証 [Check]
時間があったら具体化したプランの検証まで行うとなお良いです。
P&Gのセミナーで行っていた「3s」なんかが使えるかなと思います。

Selective(選択と集中)
選択と集中ができているか。あれこれと詰め込みすぎても意味はありません。

Sustainable (持続性)
そのプランに持続性はあるか。一瞬だけ売上があがっても意味はありません。

Sufficient(十分性)
そのプランで十分に目的を達成できるか。一番忘れがちなところだと思います。
売上2倍と言われているのに、どう考えても2倍は達成できないようではダメです。


⑥最終案 [Act]
最終案、GDのアウトプットです。
あとは自信満々のドヤ顔で発表するだけです。
アウトプットに対し、鋭い質問をしてくるところもあるので心の準備を…

Ⅳ.小手先のテクニック
・話さない人にふる
・数字で答える

Ⅴ.内定者の方による模擬GD(追記)
前に見せていただいた、模擬GDをメモしたものが出てきたので、追記。
大雑把にしか書いてないですが…

フェルミ推定と問題解決がセットになったパターンなので、上の流れとは若干違いますが、大筋としては同じです。

「羽田空港の一日の利用者数を推定せよ。その後、利用者増加のための施策を提示せよ。」
1.解決フローと前提条件の決定
2.論点の分解
利用者
      ―飛行機利用者
      ―その他(見送り客)
3.分解した要素の推定
利用者←便の数から推定
利用者=(搭乗可能数×搭乗率滑走路数)×便の数←時間帯も考慮
⇒フェルミ推定終了
4.利用者増加の施策
―アプローチ
a. 利用者を他の輸送機関から奪う
b. 全体の利用者を増やす
c. 移動手段以外のアプローチ(商業施設としての)
―議論の内容
・便を増やすのは、現状困難
・新幹線などとの競合
・SWOT分析
・搭乗手続きが面倒である(利便性が弱い)
・商業施設の誘致
5.施策の提示
「既存業務の拡大」⇒『チェックイン時間の改善(利便性のアップ)』
6.検証
・競合に対して、それで十分なのか
7.現役コンサルタントの方のフィードバック
・フェルミ推定は問題なし
・クライアントや、具体的な数値目標が欠落


教えてもらったことは以上のようになります。
自分自身そんなにGDが得意というわけでもないので、このFBには助けられました。

とは言え、GDは「運」という要素もあるので、どうしようもないところもありますよね…

個人的には自分がゼミで勉強していることもありますが、上の論理的思考でも述べた因果関係の原則などを知っておくと良いと思います。
「創造の方法学」というゼミ生のバイブルがあるので、それがオススメです。
よくあるロジカル・シンキングの本よりいいと思います。


…これでやっとメモを捨てることができそうです。



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2011年2月14日月曜日

[Tips] 英文サイトに日本語ルビをふって単語学習「ずるっこ!」

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今回は、Webアプリレビューです。

英語のサイトを読んでいるときに、わからない単語が出てくることありますよね。

けれど、わざわざ覚えるのも面倒くさい。
だけども、単語は覚えたい。

そんなワガママに答えてくれるのがこのサイト「ずるっこ!」です。
まだ、β版ですがなかなか面白いサイトです。

機能は主に2つ。
①英文サイトの英単語に日本語のルビをふる
②覚えた単語を登録する

百聞は一見にしかず。
例としてBloombergの英語サイトではこのようになります。



単語の上に日本語ルビがふられているのがわかります。
そして、単語の上にマウスをおくと、このようにその他の和訳も出てきます。



覚えた英単語はクリックすることによって、消すことができます。
この消した単語は覚えた単語のリストとして保存されます。


機能はこれで大体わかったと思いますが、肝心の使い方は3つあります。

ずるっこ!のサイトでURLを入力する

②元の URL のホスト部の最後にに「.zurukko.jp」を追加する
ex.) http://www.bloomberg.com/ → http://www.bloomberg.com.zurukko.jp/

②ブックマークレットを使う
ずるっこ! (zurukko.jp) で読む ← 右クリックしてブックマークに追加


英文サイトを読む補助としても使え、とても便利だと思います。

開発者は、登大遊さんという未踏スーパークリエーターにも選ばれているすごい方です。
なので、個人的にとても期待しています。

最近、中国語にも対応するなどしており、さらなるアップデートが非常に楽しみです。



究極の英単語 SVL Vol.1 初級の3000語
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2011年2月13日日曜日

[IT] IT関係のテクニカル・ターム

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完全に自分のためのメモです。

CPM【Click Per Mille】1,000回表示あたりの広告費
CPC【Cost Per Click】1回クリックあたりの広告費
CTR【Click Though Rate】クリック率
CVR【Conversion Rate】総アクション数/総クリック数

MAU【Monthly Active Users】アクティブユーザ/月
DAU【Daily Active User】アクティブユーザー/日

CPA【Cost per Acquisition】投下コスト費/新規ユーザー
CR【Conversion Rate】顧客転換率

ARPU【Average Revenue Per User】一人当たり平均利益



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2011年2月11日金曜日

[マンガ] 「もやしもん」から見る食糧自給率のウソ+

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「日本国民の意識としては、7割の人が食料自給率を低いと感じている」そうです。

しかし、実際はどうなのでしょうか?

マンガ「もやしもん」に興味深い議論があったので、参考にしてみます。

もやしもん(9) (イブニングKC)

あの才色兼備な女王様キャラな長谷川遥はこのように語っています。


「日本は米の自給率はほぼ100%だし、野菜も水産物も70%を超えてるわ」
「そもそも『食糧自給率40%は低いから上げないと駄目』ってのはどうして?」
「じゃあ自給率ってのはたった3人でやってる算出作業で予測値も含まれる事とか~知られてるかしら?」

日本を除く諸外国はカロリーベース食料自給率の計算をしていないんですね。
他の国は金額ベースで計算していて、日本は金額ベースで言うと60%以上の食糧支給率になり、先進国中で特別低いワケではなくなります。

また、カロリーベースの計算方法にも問題があります。
食糧自給率=国産で賄われた熱量÷国内の食料の全熱量合計 となります。
つまり、国民が健康維持するために必要な熱量ではないのです。

Wikipediaによると「分母を摂取カロリーとして食料自給率を「国民1人1日当たりの国産供給カロリー(1013kcal)÷国民1人1日当たりの供給カロリー」として計算しなおすと日本の食料自給率は56%」だそうです。

さらに、
「食糧自給率ってのは~穀物飼料や牧草等家畜なんかのために生産されている農作物も含まれてるでしょ」
「大量に輸入される家畜用飼料トウモロコシや小麦のお陰で『割合』として国産穀物が低くなるのよ」
とあるように、私たちがイメージしている食糧自給率とは、おそらくかなり違うのが実際の食糧自給率なのです。

また、元ミス農大の武藤はこのように疑問を投げかけます。

「洋食の材料を輸入するのは別にフツーだと思うし、自給率上げるためにそれを国内で作る必要性があるのかって考えると視野がちょっと狭い気もするのよね」
「世界も見据えろとかグローバリズムなんたらとかゆっときながら食は国産国産ってねェ」

おっしゃる通りといったところですね。
そもそも、安価な労働力を持つ途上国が、農業に関して比較優位を持つのは当り前のことです。
にも関わらず、莫大な額の補助金で保護するのは、効率性を歪めることになります。

もし、農業においても比較優位を保ちたいと言うならば、高品質化と経営の最適化をはかるしかないでしょう。
いつの時代でも、美食のためならば金は惜しまない人はいるものです。

例えば、お米にしても少しくらい高くても外国のより国産の美味しい米を食べたい人は多いのではないでしょうか。
また、そうでない人は安い外国産の米という選択肢を得ることになり、家計も助かることでしょう。

もやしもんの教授はこのようにバッサリ切り捨てています。


「食糧自給率も単なる国産礼賛にすぎない」

結局、今の食糧自給率は農業補助金と高い関税を正当化する詭弁にすぎないのです。

農業政策をやめるべきとは思わないですし、食糧問題は重要なことであると思います。
しかし、このような恣意的な指標を用いた議論には何も意味がないでしょう。

まぁ、要するに「もやしもん」おもしろい!ってことです。

-加筆-
食糧危機や環境問題云々に関しては、マット・リドレー「繁栄」を読むと面白いと思います。
今度、要約してみます。


2011年2月9日水曜日

[IT] AOLの買収劇とブログ・ジャーナルの要点

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「米AOLは米国時間2011年2月7日、米ネットニュースサイトのThe Huffington Postを3億1500万ドルで買収することで合意したと発表した。」

と、気になるニュースが出たのですが、よくAOLについて知らないぞと。
というわけで、調べてみました。

□AOLの歴史

AOLは、アメリカのIT企業で、アメリカを中心に世界各国で提供するインターネット接続サービスとポータルサイトを展開しています。

AOLはIT企業としては歴史が古く、1985年にサービスを開始しています。
当初は、WWWの前身とも言える同名AOLというパソコン通信サービス(インターネットではない)を行っていました。

結局、うまくいかなかったものの全盛期で有料会員2000万人を集め、年間会員料の収入だけで50億ドルの収益を得ていました。
このサービスがメール、チャット、掲示板などの仕組みを広め、初期のインターネットに影響を与えたと考えられています。

その後、2000年にタイム・ワーナー(タイム誌・CNN・ワーナー・ブラザーズ等)を買収した時は、世界最大の複合企業体になりました。
当時は、AOLによるインターネットの独占が心配されるほど、大きな影響力を持つ企業だったようです。

しかし、ITバブル崩壊の煽りを受けたAOLは業績が悪化し、結局タイム・ワーナーとの合併を解消し、独立企業として再出発しました。
IT業界での圧倒的な地位をYahoo!に譲り渡した後は、あまり元気の良いとは言えない状況が続いていたようです。
とはいえ、そのYahoo!も今ではその地位を明け渡しているわけですが…。

AOLはネット接続事業や広告収入が落ち込み、昨年は全従業員の3分の1にあたる2500人近くをリストラしました。

□AOLによる買収とコンテンツ事業への方向転換

そんな中、最近AOLの買収がまた話題になり初めているようです。
どうやら2009年にTim Armstrong氏がCEOとなって以来、買収を積極的に行いコンテンツ事業の拡充を急いでいると見られます。
つまり、既存のインターネットポータルからコンテンツ企業への移行を目指しており、過去1年間で買収に5.3億ドルを費やしています。

よく知られているところでは、2010年9月にTechCrunchを買収しています。
そのほかにも、ビデオ配給大手の米5min Mediaとソーシャル・ソフトウエア・ベンダーの米Thing Labsなどを買収しています。

今回のHuffington Postは、Barack Obama米大統領といった著名人の記事を掲載するニュースサイトとして人気があり、月間ユニークビジター数は2500万人を超える成長企業です。
ニュースや地域情報、エンターテインメント、動画など既存のコンテンツを統合して作られる新規コンテンツ事業は、月間ユニークビジター数は米国で1億1700万人、世界では2億7000万人を目指すそうです。

Huffington Post買収がブログ・ジャーナルに与える影響は大きいと言えます。
Huffington Postが看板となり著名人の記事などのプレミアムコンテンツを提供し、技術ニュースの代名詞とも言えるTechCrunchなどは各分野のニュースを扱う、複合ブログ・ジャーナルとも呼べるものになるのでしょう。

メディア王Rupert Murdoch氏が手がけるiPad新聞「The Daily」が話題になっている今、これらのコンテンツどのように競合していくのか気になりますね。
ブログ・ジャーナルは大手のニュースサイトや新聞に比べると、読者からの信頼感といった点でやや劣ると思われるので、そこをカバーしつつさまざまな記事を出せるかが焦点になるでしょう。
その点、Huffington Postは著名人による記事によって信頼感をカバーしているので、うまいのではないでしょうか。

□日本のブログ・ジャーナル

転じて日本でも、ブログ・ジャーナルが少しずつ広がりつつあるように思います。
現在、自分自身が読んでいるものだけでも、アゴラやBLOGOS、TechCrunch、TechWave、MarketHack、Gizmodeなどなどがあります。

正直なところ、ニュース全般を扱うアゴラやBLOGOSは、まだまだ記事の質に差がある玉石混交なように感じます。
しかし、ひとつのトピックに関しても賛成反対のさまざまな記事が読めるブログ・ジャーナルは、新聞にはない魅力があると思います。

今までは、個人による日記が主なものであったブログも、著名人やプロライターによるブログ×Twitterという形で、変化が訪れたということですね。

特に、Twitterとの相性はとても良いと思います。
ブログの読者100人を集めるのはなかなか苦労ですが、フォロワー100人集めるのは比較的容易です。
そして、記事の更新をツイートすればフォロワー100人にリーチでき、さらに良記事でリツイートされれば大きく広がります。
アクセスを集めるのが、以前に比べて容易になったのは明らかでしょう。

最近にきて、再評価されつつあるブログという媒体を使ったブログ・ジャーナル。
個人的には、今後も伸びてほしいと思います。

(参考)
AOL - Wikipedia
AOL、ネットニュースサイトのHuffington Postを3億1500万ドルで買収
AOL、ITブログネットワーク「TechCrunch」を買収へ


世界のメディア王マードックの謎
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2011年2月8日火曜日

[メモ] 知っておきたい22の認知バイアス

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面白そうだったので、Wikipediaをもとに認知バイアスをまとめてみました。
正しく情報を判断するためにも、バイアスを理解しておくのは大切だと思います。


認知バイアス(英: Cognitive bias )
認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である。認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。

確証バイアス:個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。ステレオ・タイプに基づくバイアスなど。

外集団同質性バイアス:自分が所属している集団(内集団)の多様性が、自分が所属していない集団(外集団)よりも高いとみなすバイアスのこと。

コンコルド効果:ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資をやめられない状態を指す。埋没費用の別名。

アポフェニア:無作為あるいは無意味な情報の中から、規則性や関連性を見出す知覚作用のことである。

アンカー効果: 初期値(アンカー)が判断に影響してしまうという心理的効果のこと。
最初に提示されたひとつの意見が強い影響力を持ち、他の意見を繋ぎ止める作用をもつことから係留効果ともいう。

アンカリング:認知バイアスの一種であり、判断する際に特定の特徴や情報の断片をあまりにも重視する傾向を意味する。係留。

観察者バイアス:観察者が見出すことを期待している行動を強調しすぎて、それ以外の行動に気づかないという測定における誤差である。

偽の合意効果:人が自分の考え方を他の人に投影する傾向である。つまり、人は他の人々も自分と同じように考えていると見なしたがる。

自己奉仕バイアス:成功を当人の内面的または個人的要因に帰属させ、失敗を制御不能な状況的要因に帰属させること。自己奉仕バイアスは、成功は自分の手柄とするのに失敗の責任を取らない人間の一般的傾向を表している。セルフ・ハンディキャッピング。

ジャネーの法則:主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に解明した。

双曲割引:行動経済学の用語で、遠い将来なら待てるが近い将来ならば待てないという人の現象。

ツァイガルニク効果:人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。

ハロー効果:ある対象を評価をするときに顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。
例として、ある人が難関大学卒であった場合、その人が学力においてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまうケースが挙げられる。

バンドワゴン効果:ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指す。

プロスペクト理論:人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向があるということである。

あと知恵バイアス:物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向。

根本的な帰属の誤り:個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。

感情バイアス:感情的要因による認知と意思決定の歪みである。

単純接触効果:繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されることによる。

バーナム効果:誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。占いなどに用いられることが多い。フォアラー効果とも呼ぶ。

希望的観測:信念の一形態であり、証拠や合理性ではなく、「そうあって欲しい」とか「そうだったらいいな」という希望に基づいて判断を行うことをいう。一般に、好ましい結果が好ましくない結果よりもありそうだと予測することを指す。

過誤記憶:過去のエピソード記憶を叙述するときに「嘘をつく」といった悪意がなく、「誤った記憶」を述べてしまうもの。「昔は良かった」というのも、良かったことしか覚えてないことからくる過誤記憶ともとれる。


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2011年2月7日月曜日

[メモ] 就活生にすすめる「ランディ・パウシュの最後の授業」

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「スピーチの天才100人」という本に、ランディ・パウシュという人物が載っていました。

そこにはこのような言葉がありました。

「配られたトランプのカードは取り替えられません。私たちが変えられるのは、そのカードでどのようにプレイするかです。」(「最後の授業」)

ランディ・パウシュは、アメリカのカーネギー・メロン大学のコンピューター科学の教授です。
この「最後の授業」を行ったとき、彼は末期がんのため余命数か月と宣告されていました。

講義の演題は、『子供のころからの夢を本当に実現するために』。

“人生の幕切れがそう遠くないと知りながらも、パウシュは自分を「本当に幸せ者だ」と言う。最後の授業は、自分の人生をこんなにも素晴らしいものにしてくれた人々への感謝であふれていた。”


今、就職活動を行うなかで、自分を見失ったり壁にぶつかるがあります。
働くことがイメージできずに、どのように生きれば良いのかわからずに悩んだりします。

そんな中で、この「最後の授業」はとても感慨深いものでした。

「子供時代に打ち込んだ事は生涯の友になる」(「最後の授業」)

子供の頃の夢を思い出しました。
夢は叶えるために、他の夢を捨てることはないのだと気付きました。


同じように、将来がよくわからなくて悩んでいる就活生に見てほしいムービーです。
無重力を体験する、NFLの選手になる、などの子どもの頃の夢とその実現を語っています。

まさか死を間近にしているとは思えない、エネルギッシュでユーモアあふれるスピーチです。




講義の最後には「この講義は、いまこの講堂にいる皆さんに向けたものではありません。本当は私の子供たちに向けたものなのです」と語り、講義を終えました。


幼稚園の頃の、「ケーキ屋さんになる」という夢は捨てずに持っていようと思います。


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2011年2月6日日曜日

[Tips] 右クリックで好きな検索エンジンから検索 - Context Searchの設定

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この前、Chromeの必須のExtensionsとして紹介したContext Search設定方法です。

あれだけではカスタマイズの仕方もわからないと思い追加記事を書くことにしました。
今回は、Context Searchの検索エンジンを追加する方法を紹介します。

追加する検索エンジンはWikipedia、Amazon、YouTube、goo辞書です。

まず、設定→ツール→拡張機能を選択します。


拡張機能の画面からContext Searchのオプションをクリック。
すると、検索エンジンを編集する画面になるので右下のAdd Newをクリックして検索エンジンを追加していきます。

Nameには検索エンジンの名称、URLには検索用のURLを追加しSaveで保存です。

以下、それぞれの検索エンジンのURL一覧です。

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/w/index.php?search=%s

YouTube http://www.youtube.com/results?search_query=%s&aq=f

goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/all/%s/m0u/

Amazon http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/external-search/?field-keywords=%s&mode=blended

このように検索できるようになります。





以上になります。

他にも検索エンジンは追加できるので、好きな検索エンジンを追加するとよいと思います。



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2011年2月5日土曜日

[IT] GREE,DeNA,mixiの決算比較

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自分のためのメモです。

2011年2月に発表された四半期決算より作成しました。
DeNAとmixiは連結、GREEは非連結です。念のために。

単位:百万円
GREE
DeNA
mixi
従業員数
282
873
318
純資産
27,490
73,251
15,690
売上高*1
14,302
29,494
4,540
前年同期比
175%
153%
132%
純利益*1
4,160
8,162
519
前年同期比
129%
173%
161%
EPS()
34.54
155.58
7,994.13
ROA
0.17
0.14
0.05
CF*2
4,707
10,922
-
従業員一人当り売上高
50.72
33.78
14.28

     *1:2010/10-12 *2:営業活動による当期キャッシュフロー 

財務に関しては素人なので、テクニカルな分析は他の人に任せます。

まず、3社はSNSで有名ですが、事業展開が異なるため単純比較は難しいです。
GREEはSNSのみで、mixiはFind Job !という求人サイトも運営しています。
DeNAはECや旅行代理店事業、コンテンツ事業など比較的幅広く展開しています。

そのため、従業員数も、DeNAと他二社では二倍以上の差があります。
DeNA単体で見た場合でも、450人なので差があると言えるでしょう。

同じく経営資源である純資産もDeNAが群を抜いて大きいです
経営手腕に評価の高い南場社長+豊富な経営資源は強力な組み合わせと思えます。
特にエンジニアはどこも不足しているらしいので、今後有利になるのではないでしょうか。

売上高で見てみると、これもDeNAが頭一つ抜きんでているように見えます。
先にも述べたように事業数と従業員数が異なるので単純比較はできないですが、
それでも、DeNAのソーシャル・メディア事業(モバゲー以外含む)25,411となっています。

また、内訳別に見てみると以下のようになります。
GREE
DeNA
広告収入
2,363
1,779
有料課金
11,938
23,420
表を見るとわかるように、広告ではGREE、有料課金ではDeNAがそれぞれ強いようです。

最近、GREEは、スマートホンにおけるアドネットワーク事業のアトランティスを子会社化しました。
このことからも、GREEは広告を重視していることが伺えます。
スマートホンにおける広告事業は今後の展開が読めないですが、大きな強みとなるでしょう。

一方、mixiは他二社と比べるとあまりぱっとしない数字に見えますが、堅調に伸びています。
mixiはプラットフォームに専念していることが、この違いを生み出したと考えられています。

従業員一人当たり売上高で見ると、GREEが1位となっています。
利益の出やすい有料課金を含むSNS事業のみを行っていることから、このようになったのでしょう。
DeNAはエブリスタなどの新規事業が、まだ軌道に乗ってないことが影響していると思われます。


以上のように、簡単に決算を比べた雑感をまとめてみました。

特に、似ているように思われるGREEとDeNAですが、実は方向性などに違いが読み取れますね。

DeNAは南場社長がコンサル出身ということもあってか、経営戦略重視といた印象を受けます。
さまざまな事業展開を進めていることが、その表れでしょう。

GREEは田中社長がエンジニア出身ということもあり、コンテンツ重視と印象です。
比較的、堅実的な経営をしているように思われます。

また、個人的なポイントしては、従業員や純資産といった経営資源の差が気になるとことです。
やはり、DeNAの大きな資本力と優秀な従業員は強みとなるでしょう。

今後の展開としては、スマートホンでの広告事業、海外展開が焦点となりますね。
特に中国進出は気になるところです。

*間違いがありましたら、ご指摘ください。