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2011年3月10日木曜日

[メモ] 数字に踊らされないために―数字の3つの嘘

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最近、「数字」の重要性が語られることが多くなってきている気がします。

ビジネスのマーケティングでも、そのような流れと聞きました。
昔は、少数のカリスマ的なマーケッターによる経験的感覚的判断で意思決定されてきました。
今は、数字による論理的判断によって意思決定がされるようになったらしいです。

Web系では、データマイニングが見直されたりしています。

「数字は嘘をつかない」などと言うこともありますよね。

しかし、「数字は嘘をつきます」
数字、さらに言えば統計を過信してはいけないのです。

かの元イギリス首相ベンジャミン・ディズレイリは、嘘についてこのように話しました。

There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics.
「嘘には三つの種類がある。 ウソと真っ赤なウソ、そして統計だ」 

また、あるIT系企業のパートナーの方もこのように仰っていました。

「アンケート調査なんてでたらめだ。本当の情報は自分で関係者に聞いたことだ。」

何故、数学では嘘をつかない数字が、統計では嘘をつくのでしょうか。
それには、3つの理由があると思います。

①統計手法の問題
これは、最もわかりやすい問題だと思います。
そもそも、統計の枠組みが現実に即していないという問題です。

例えば、統計に計上されない弱者を指した「ステルス弱者」。
この造語のセンスはさておき、「日本にあふれるステルス弱者」という記事で指摘されています。
データを集める上で漏れや偏りがあること問題です。

サンプリング方法などを注意深く考える必要があります。

②ワーディングの問題
ワーディングとは言葉づかいを指し、この場合はアンケートの質問の仕方による誤差です。
例えばある分析では、2パターンの質問を用意し実証を行ったそうです。

A.「○○は××であると思いますか」
B.「○○は××であると思いますか、思いませんか」

この二つの質問の意味するところは全く同じです。
しかし、その結果はB.のほうが圧倒的に「思わない」と回答した数が多かったそうです。

③バイアスの問題
これもなかなか厄介な問題です。
例として「なぜビジネス書は間違うのか」という本では、ハロー効果によるバイアスを大きく扱っています。
この本では、あの有名なビジョナリー・カンパニーエクセレント・カンパニーを槍玉にあげています。

筆者は、ほとんどのビジネス書や新聞は企業の業績(売上高など)を見て、社風やリーダーシップを評価するハロー効果による妄想に陥っていると断じています。

要するに、ハロー効果によるバイアスにまみれたアンケートでは意味がないということです。
いくら綿密に見える調査を行ったところで、バイアスが働いていて無意味です。

このハロー効果以外にも様々なバイアスがあり、感情などに起因にする認知バイアスは統計の枠組みやワーディングが妥当なものでも、結果が歪められる可能性があります。
上の二つとかぶる部分もありますが、あえて別にしました。

認知バイアスに前にまとめた記事があるので、そちらを参照してください。
[メモ] 知っておきたい22の認知バイアス


簡単に挙げると以上のようになります。

数字をもとにしたファクトベースの主張は一見信頼できそうですが、そうとも限らないというこですね。
卒業までにもう少し統計やら計量やら勉強したいと思います。



なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想
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2011年3月6日日曜日

[就活] 今まで貰ったフィードバックのまとめ 質問編

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前回のGDに関しての記事に引き続き、今度は「質問」をするときのフィードバックのまとめです。

よく質問は重要と言いますよね。
説明会、OB訪問、面接など就活中に質問の機会は多くあります。

質問が重要と言われる理由について3つのメリットが考えられます。

メリット1「アピールになる」
説明会で鋭い質問をすると、裏ルートが用意されている。
なんてのは、ほとんどの人には関係のことであって、あまり期待しても損です。

しかし、面接での質問は、その企業に対しての志望度をアピールするチャンスです。
しっかりと業界研究、企業研究をしていることを知ってもらうことができるでしょう。

メリット2「就活生と仲良くなるキッカケになる」
また、説明会で質問することは、他の就活生に覚えてもらうキッカケになります。
「あの企業の説明会で質問してましたよね!」と後で繋がることもあります。

メリット3「企業のことを知ることができる」
単純に考えて、これが一番のメリットであると思います。
資料ではわからない、実際の業務の流れについて聞くこともでき、入社前と入社後のギャップをなくすことができます。
説明会では、どの企業も魅力的なことを言いますが、「派手に見える仕事ほど、毎日は地味」とも言われるます。

と、このようなメリットがあるのはわかったけれど、どのように質問すれば良いのかわからない、というのが悩みどころです。
なので、鋭い質問をするにはどうすれば良いか先輩方に聞きました。

【質問の流れ】
↓名前と所属を言う
説明会では、言っておいて損はないでしょう。

↓質問をする
質問内容が複数の場合は、「質問は○点あります」というとわかりやすいです。

↓質問の意図を言う
質問の意図が伝わらず、期待した答えがもらえない可能性もあります。
また、質問の意図が意味不明であることもあるので明確にしましょう。

↓質問内容をまとめる
複数の質問のときは、最後に簡潔に質問を繰り返すと親切だと思います。

【質問のポイント】
①仮説を持って質問する
これは一番多くいただいたフィードバックです。
例えば、一般的な質問なのが、「御社の今後の戦略をお聞かせください」というもの。
そんなのIR情報にある程度載っているし、具体的な内容は社外秘だから説明会では言えない、というのが企業の方の本音だと思います。

そこは、「御社の戦略は~と書いてあったのですが、それは……ということでしょうか」といったように仮説を持って質問すると良いです。
企業研究をしていることは前提です。OB訪問なんかは、わざわざ貴重な時間を割いていただいているので、調べて質問を事前に考えないのは失礼です。

②質問を続ける
面接の場合は、質問をして答えをもらってそれでおしまいでは、もったいないです。
その答えを受けて、仮説を練りなおしてさらにもう一歩踏み込んだ再質問ができると良いです。
そうすることによって、理解力と相手の意見を受け入れ自分のものにできる柔軟性をアピールできると思います。
面接は、対話なので当たり前と言えば、当たり前ですよね。

③トピックを選ぶ
質問するトピックも慎重に選ばなければなりません。
いくらなんでも福利厚生に関して、鋭い質問をしろと言われても難しいです。
なので、鋭い質問のためのトピックを選ぶ必要があります。
また、聞いて欲しくない質問というものもあるので、そこは避けるべきです。

よりベターな質問はYes/Noで終わらず、明確な答えがないものです。
そのような質問の場合、質問の内容が膨らまないことや、自分の仮説が大きく的外れである可能性があります。

具体的には、業界動向、競合比較、企業戦略についてが一般的です。
社風なんかを聞くよりも、実際にその業界・企業について勉強していて意欲が十分にあることがアピールできるので良いと思います。


大体、以上のような感じですね。

また、説明会が終わるとさっさと帰ってしまう人が多いですが、30分程度なら社員の方が残ってくれることも多いので質問しにいくのが良いと思います。
上手く行けば名刺がもらえて、OB訪問につなげることもできます。


と、メモを整理していってるのですが、本当にいろいろな方にお世話になったのだなと改めて実感します。
皆様、ありがとうございます。



2011年3月2日水曜日

[就活] 人気業界別の内定者パネルディスカッションのまとめ

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部屋を片付けていたら、メモが出てきて捨てるのももったいないので書きます。
確か、去年の6月という比較的早い時期に聞いたキックオフセミナーでの話です。
わかる人はわかると思います笑

面倒なので箇条書きのままですが、ご勘弁を。
さらに、あとになるにつれメモ内容が少なくなるのも、ご勘弁を。

コンサルタント、広告、メーカー・インフラ、外資系銀行、商社の内定者の方々のパネルディスカッションです。

【パネルディスカッション】
◆コンサル 「印象:しゃべりがうまい・わかりやすい」
―志望理由
・日本企業のグローバル進出の手伝いをしたい
・NPOをつくりたい(そのための経営知識、人脈)
・自分の身ひとつで生きていきたい
・日本の研究室に疑問、日本をどうにかしないといけない

―内定を取れた理由
・やる気、素直、謙虚
・考え抜くがんこさ
・面接は会話である
・考える力、疑う力

―面接のコツ
・落ちてみること←成功と失敗を比較分析
・第一印象とのギャップ←カテゴライズから抜け出す
・笑いをとる←印象づけ
・自分の思っていること言う←モデルケースにとらわれない
・100求められたら120返す
・原稿にしばられない
・面接を楽しむ、巻き込む、議論する
・好きなことについて突き詰めて考える

―アドバイス
・セミナーではなくOB訪問、学生でないと会えない人もいる
・幅広く業界を見る
・常にいろいろなことを考える
・コンサルは「思い」も大切


◆広告 「印象:個性的」
―志望理由
・異質な業界文化
・新しいものに触れられる
・表現者になりたい

―内定を取れた理由
・面接官につっこませる、会話する
・笑顔、気遣い、
・目立つ
・面接官のタイプに合わせて話す
・対応力、瞬発力、面白さ
・ノウハウにこだわらない

◆メーカー・インフラ 「物に対して信念を持っている」
―志望理由
・社会貢献←プラットフォームができている
・グローバルに活躍できる、教育制度、どの業種にも通用する(P&G)

―内定を取れた理由
・相性の良さ
・企業研究と鋭い質問
・自己分析
・選考の各段階で求められるものを考える
・企業への愛

―アドバイス
・自分にとって良い会社を見つける
・就活は根を詰めてすると息切れしてしまうので、楽しむ

◆外資金融 「理路整然、クールな肉食系」
―志望理由
・企業のCFOになりたいから
・給料が良いから
・日本のマーケットのプレゼンスを上げたい

―内定を取れた理由
・GDがダメでも質問で挽回した
・テスト、英語面接対策はしっかりする
・インターン中は社員とのコミュニケーション重視で学ぶ
・大きく見せようとしないで、等身大を論理的に語る

―アドバイス
・IBは長時間労働、土日なし
・志望動機はそこまで深く聞かれない
・インターンの経験を本選考につなげる
・質問を考えるクセをつける
・部門、仕事の違いを把握する

◆総合商社 「飲んだら楽しそう」
―アドバイス
・面接でいかに気に入られるか
・OB訪問でどういった後輩と働きたいか聞く
・自分が何をしたいか明確に持ち、主張する
・顔を覚えてもらう
・自分の原体験から自分のことを分析
・自己PRでは自由に差別化
・商社のビジネスをしっかりと理解する

―商社の激流のたとえ話
ある激流の川がありました。
その川を目の前にした商社たちは、

三菱商事は、橋をかけて渡った。(組織力)
住友商事は、その橋を叩いて渡った。(堅実)
伊藤忠は、みんなで裸で泳いで渡った。(ガッツ)
三井物産は、ヘリコプターで渡った。(スマート)
丸紅は、見ているだけだった。(?)



【内定へのアドバイス】
「個が大事、会社はプラットフォーム」
⇒これからは、会社ではなく個人が価値を持つ時代になる

企業:過去の行動を知りたい→明確化
企業の視点:論理的思考×行動力 

必要とされるのは?
「自ら仕事を発見し、行動すること」

・相性
・人間的魅力
・実行力
・思考力
・熱意

1.夢ややりたいことを語る(方向性)
2.それを一緒に達成したいと共感させる(相性)
3.それが達成できそうだと確信させる(採用メリット)

⇒そのためには、自己分析が必要
「何が好き、大事、大切で、何をしたいのか」
「それは何故か」
「なぜその業界、企業なのか」

テクニカルなコト
・お礼は寝る前に
・フィードバックをもらう
・ESを他人に見せまくり添削してもらう
・その職で求められる能力を考える


以上です。

内定者の方は様々な業界について調べているので、さまざまな業界にわたって話を聞けるというメリットがあります。
また、就活生目線の話を聞けるのは、非常に大きいと思います。

おすすめとしては、内定者の方に業界などの話を聞き、業界についての大枠を掴んでおいてから、OB訪問でさらに深い質問をするという流れです。
もちろん、内定者の方に会う前にも、準備は必要ですが。

そんなこんなで、有益かどうかはわからないですが、まとめてみました。
このセミナー受けてた時が懐かしい…


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